畜産業にかかわる動物のことを言います。日本では、牛・馬・豚・鶏等が主な動物です。
   これらの動物が病気に罹らないように動物の健康を守る獣医師が産業動物獣医師と呼ばれます。
   産業動物獣医師は、産業動物の健康を守るだけでなく、産業動物を飼育している農家の経営や人間の健康維持、食料としての畜産物の確保にも深く関わっています。

   産業動物の疾病の予防・治療及び安全で良質な畜産物の安定的な供給（畜産業の新興、食の安全確保、家畜の福祉）を担っています。

  自ら診療施設を開設するか、農業共済組合または農業協同組合等に勤務して、産業動物の診療やワクチン接種など伝染病予防の衛生指導をおこなっています。